続々・高校3年生で逆流性食道炎になった話 ~薬をもらって治るまで~
この記事は前回の続きです
逆流性食道炎の体験談としての記事はこれで最後にします
次回は病気の間にやったほうが良いこと、悪かったことをまとめてみようと思っています
では、書いていきます
新しい薬をもらう
内視鏡検査を終え病院を出た後、薬局でタケキャブという薬をもらいました。
出すぎる胃酸を抑制して胃のダメージがある部分を治してくれる薬です。
しかし、やはり飲めばすぐ治るというわけではなく2ヶ月程飲み続けました。7月の下旬に病院に行ったので9月末まで飲んでいたということですね。
自分の意志で薬を飲むのをやめた
9月になるとだんだん薬を飲み忘れた日の方が一日の体調が良いということに気づき始めます。学校が始まってから何回か飲み忘れてしまうことがあったのですが、9月は飲み忘れた日の方が露骨に体調が良いのです。そこで僕は勇気をもって薬をやめてみました。
すると食べる量が病気になる前と同じくらいにまで回復したのです!
自分でも驚くぐらいでした笑
おそらく治っているのに薬を飲み続けたから胃酸が抑制されて消化不良を起こしていたのだと思います。
食事量は回復、しかし完全には治らない
薬を飲むのをやめたおかげで食べる量は回復しました。カレーやオムライスなどコッテリしたものも1杯ならなんとか完食できるようになりました。
しかし、あくまでも回復したのは食事の量だけでした。
実は逆流性食道炎になると仰向けになって寝る、下り坂を降りるだけのかすかな振動を受ける、これだけで胃酸が上がってくるんですね。
食べる量が回復してもこれらの症状は一向に回復しませんでした。
寝るときは枕を高ーくして寝たり下り坂を降りるときはゆーっくりゆーっくり降りたりしていました。学校でも階段を降りるのが遅すぎて友人に「また気分悪いんか?」と心配されました…「また」って言われたのがショックでしたね。僕は本当に脆弱な体になってしまったのだと自覚せざるを得ませんでした。
おまけにこれまでろくに食べていないから体力の低下がすごかったです。
そんな矢先に始まった体育の科目が水泳でした。
全く体力のない状態で水泳をする
僕は水泳が大の苦手です笑
しかしタイミングの悪いことに時期が重なってしまったんですよね。
外見から見ればこのときの僕は少しやせ気味だけどケガをしている部位が一切ない普通の生徒でした。よって、見学もちょっとしにくいんですよね…。なので頑張って参加することにしました。
結論から言うとやってよかったです。
体力が戻った!
始めの内は泳ぎながら天に召されそうになりましたが…
若干苦しくても体力を回復させるために有酸素運動をするのはとても効果的だと思います。ただ、病気の進行には個人差があるので何も食べれない時はやらないほうが良いですね。
低血糖で本当に天に召されるかもしれないです。
その後
体力も戻り、食べる量も回復し、体重もほとんど元に戻りました。
しかし仰向けになったり下り坂を降りたりする動きで吐き気を感じるのはずっと回復しませんでした。
これらの症状を感じなくなったのは去年の7月あたりでしょうか。今は別に仰向けになってもどうってことないのですが、やはり怖さは感じます。
また、前の記事で書き忘れましたが僕のなった逆流性食道炎は進行度がまだ軽い方だということです。それでもきつかったですね…
長い目で見ないとこの病気は治らないです…
次回は病気の間にやってよかったこと、悪かったことをまとめてみます
もう少し!